大切な場所でありたいです!!

先日マイベストプロのコラム

定年退職された方が第二の人生を

生きる上でのヒントになればと思い

 

 

「きょうよう」と「きょういく」の意味

と言うコラムを掲載させていただきましたが、

 

 

今回は特別養護老人ホームに入所されている方の

お話しをさせていただきたいと思います。

 

 

その方はお母さんと一緒に施設へ入所され

先日お母さんが病院でお亡くなりになられました。

 

 

ぎおん浄廟の契約されている方で

ご葬儀をぎおん浄廟で担当させて

いただくことになったのですが

 

 

深夜、お迎えの病院でお会いした時に

私の顔を見てホッとされたとのことでした。

 

 

実はその方はお墓参りにいらっしゃった時や

お電話を通して何度もお話しをしていた方でした。

 

 

もちろん、葬儀の際に初めて会う方も

いらっしゃるのですが

 

 

ぎおん浄廟では今回の方の様に故人様や

喪主様に何度もお会いしているケースも

少なくありません。

 

 

不謹慎かもしれませんが私の顔を見て

ホッとしていただけたのは嬉しかったですし

 

 

故人様・喪主様に対する想いも

より一層大きなものになりました。

 

 

事前にお話をさせていただいたり

ご案内させていただいていたこともあり

 

 

病院からぎおん浄廟までの車中で

ご葬儀の打合せもほぼ終わったので

 

 

お母さんをぎおん浄廟にご安置させて

いただいた後に

 

 

印鑑やお写真のお預りに一緒に施設へ

お伺いしたのですが

 

 

施設の中には、その方が作られた

ぬいぐるみや置物・書道の作品や

絵画などがたくさん飾られており

 

27.3.4 妻鹿さんのぬいぐるみ

   手作りのぬいぐるみを寄贈していただきました!!

 

 

この方は、「きょうよう」(今日の用事)

がしっかりある方なんだなと感心致しました。

 

 

また、ぎおん浄廟ではお彼岸・お盆・年末に

合同の法会(法要)をさせていただくのですが

 

 

春のお彼岸法会はどうしよう?

49日はいつしよう?

病院はどうしよう?

(眼科の予約をされてたみたいです)と

相談を受けたのですが

 

 

「きょういく」(今日行く所)

もできており

 

 

地域の居場所をしっかり確保されている方

なんだなと感じました。

 

 

お通夜はご友人がお参りに来られ

悲しみの中にも笑顔があり

皆さんでゆっくりお別れをされていました。

 

 

そして何より皆さんのお顔は

悲しみの中にも前向きな姿勢

感じさせる素晴らしいお顔を

されていました。

 

 

まだまだ施設数も人材も十分でなく

福祉の問題は多くありますが

 

 

この方の入所されている施設の様な

人と人とのふれあいを大切に

いきいきとした暮しをサポートしてくれる

場所をもっと増えることを願っています。

 

 

ぎおん浄廟も納骨堂や葬儀場・法要式場と

してだけではなく

 

ふれあいを大切にしたあたたかい場所

皆様の「きょういく・きょうよう」の場所

として

 

 

少しでも地域の皆様に貢献できる

施設でありたいと考えております。

 

 


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