「墓じまい」とは呼びたくありません!

最近メディアでも「墓じまい」っていう

言葉がよく聞かれますね。

 

 

先日テレビでも取り上げられて

おりました。

 

 

以前、中国新聞の「天風録」にも

「墓じまい」のことについて

書いてありました。

 

 

墓じまい

 

 

 

実際のところぎおん浄廟でも

ここ5年前くらいから

 

 

全く記事と同じような状況

発生しております。

 

 

私共は納骨堂の管理運営を

させていただいておりますが

 

 

現在一番多い契約が「改葬」

よるものです。

 

 

改葬とはわかりやすく言えば

お墓のお引っ越しです。

 

 

お墓から納骨堂へ御骨を移す

ということになります。

 

 

住宅で例えるなら一戸建ての家から

マンションへということになるのでしょうか。

 

 

そのお引っ越しの後にお墓を

処分することや

 

 

墓守が絶えてお墓を整理することを

最近では「墓じまい」という言葉で

呼ぶんです。

 

 

「お墓をしまう」って

寂しい話じゃありませんか。

 

 

ぎおん浄廟では葬儀・納骨・法要など

ご供養のことを一通りさせていただいて

おりますので

 

 

ご生前にお元気な時から御骨になって

その後のご供養させていただくまで

ずっとお付き合いがある訳で

 

 

その方達に対する親族の想いご供養の心には

「しまい(終い)」はありません。

 

 

それはお墓・納骨堂・散骨・樹木葬や

合祀墓・共同墓などのご供養の方法が

変わるだけであって終わる訳ではありませんから

 

 

「墓じまい」という呼び方は適当ではない

私は思ってます。

 

 

記事に書いてある通り時代の流れや

環境の変化でご供養の方法が変わることは

仕方ないことだと思ってます。

 

 

だから「改めて葬る」=「改葬」

という呼び方で良いのではないでしょうか。

 

 

「葬る場所」についてだけ考えるのではなく

もっと広く「ご供養」という視点から考えると

 

 

皆さんのご心配事やお困り事も

少しは和らぐのではないでしょうか。

 

 

そのためにぎおん浄廟も

変化し続けなければならない

とあらためて考えさせられました。


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