お彼岸のお供え~バウムクーヘンのお話し~

皆さん、こんにちは。

 

家族葬・納骨堂・法要

広島県広島市のご供養専門の施設

ぎおん浄廟(じょうびょう)の梶川(かじかわ)です。

 

 

春彼岸が始まり

連日 多くの方々の

お参りをいただいております

 

 

お供えも彼岸の定番である

『おはぎ』 

*春は牡丹餅【ぼたもち】の呼び名もあります

 

 

故人が好きだった

『お花』 『飲み物』など

たくさんお供えをされています

 

 

その中で

目に止まった『お菓子』

 

 

そう あの

『バウムクーヘン』でした

 

 

というのも昨年末から

娘がアルバイトでお世話になっている

お菓子屋さんのパッケージと同じで

 

 

アルバイト初日 娘が帰宅するなり

『1919年、ドイツ人 カール・ユーハイムさんが

広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)で

自慢のバウムクーヘンを出品、これこそ

日本で初めて焼かれたバウムクーヘンです』

といきなりの接客練習

 

 

『へぇ~ バウムクーヘン

日本での誕生は広島からなんだ!!』と

教えてもらった事を思い出しました

 

 

そして 先日

この新聞の記事に出会います

詳しくは

バウムクーヘンと似島

 

 

カール・ユーハイムさん

エリーゼ・ユーハイムさん

ご夫妻

 

 

第一次世界大戦による

似島での収容所生活

 

 

1923年 関東大震災

1945年 神戸大空襲

お店が2度も無くなる

 

 

1945年8月14日

終戦前夜にカール・ユーハイムさん

ご逝去

 

 

その後 奥様

エリーゼ・ユーハイムさん

ドイツヘ強制送還

 

 

1950年

戦争から戻られた日本の職人さん達

神戸でお店再開

 

 

1953年

エリーゼ・ユーハイムさん

再来日されお店を守られたそうです

 

 

現在 お店は100年以上の歴史を重ね

創業者の情熱と意志を引き継いでおられます

 

 

来年 2019年は

『日本のバウムクーヘン100周年』

 

 

昨年の神戸に続き

この広島でも『バウムクーヘン博覧会』が

3月21日まで開催されています

 

 

現在

お一人の菓子職人さんのおかげで

おいしいバウムクーヘンがいただけています

 

 

次回 いただくときには

こんな歴史があったお菓子だと思っていただき

召し上がってみてください

 

 

それではまた


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