この家どうなるのだろう?~広島の空き家問題~

皆さん、こんにちは。

 

 

家族葬・納骨堂・法要

広島県広島市のご供養専門の施設

ぎおん浄廟(じょうびょう)の梶川(かじかわ)です。

 

 

先日 お葬儀をさせていただいた喪主様から

火葬場の控室、ご収骨を待つ時間に

こんなお話しをしてくださいました

 

 

『亡くなった姉には、家があり

入院時に出たまま、帰れなかった』

 

 

『姉は、家に帰れない病気だと悟った時、

弟の私の為に、自宅売却を進め・・・』

 

 

『私が困らない様に、ちゃんと最後まで

姉らしく・・・ やさしい人でした

 

 

『今思えば、姉が手続きをしていなければ、

あの家はどうなっていたでしょうねぇ・・・』

 

 

しみじみと語られる喪主様の表情から

弟思いのお姉様の生き様 

感じさせていただきました

 

 

日々、葬儀・納骨の事前相談

させていただきますが

 

 

このお姉様の様に

遺産にまで踏み込まれている方は

まだまだ少なく感じます

 

 

国土交通省の

アンケートからでも

 

 

家が『空き家』になる理由は

相続したときとはっきりと出ています

 

 

広島県を見てみると

 

 

『空き家率』は全国平均13.5%を上回る15.9%

ほぼ、6戸に1戸が空き家 総数221,300戸にもなります

 

 

市町別で見ると

さらに『空き家率』が上がる地域も・・・

 

 

4戸に1戸が空き家という

高齢化人口・世帯減少が進んでいる地域です

 

 

また、自分の家の隣が

『空き家』となる状況も増え

 

 

 

 

不動産の事で頭を悩ます当事者でない

親や兄弟が住んでいた地域の皆様にも

『ご迷惑』をかける状況です

 

 

『あとは頼むね』

丸投げできない現代

 

 

『故人に対しての供養』

もちろんですが

 

 

『物(土地・家屋・遺品)に対しての供養』

必要な時期がすでに来ています

 

 

『それは、またあとでしよう』

それとも

『今、しっかり考えておこう』

 

 

あなたなら

どちらを選びますか?

 

 

それではまた

参考までに

☛ 広島市 空き家相談窓口

☛ ひろしま空き家の窓口


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