”業界の常識は世間の非常識”

皆さん、こんにちは。

 

 

家族葬・納骨堂・法要

広島県広島市のご供養専門の施設

ぎおん浄廟(じょうびょう)の竹谷(たけたに)です。

 

 

先日の深夜一時

一本の電話が鳴りました。

 

 

このお時間の電話は

お葬儀のご依頼だと思い電話に出ると

 

 

「弟が亡くなったので葬儀をお願いしたい」

 

 

やはりお葬儀のご依頼のお電話でした。

 

 

 

 

県外に住むお姉さんからのお電話で

 

 

弟さんはお一人で広島に住んでおり

お身内の方は広島には誰もいらっしゃらない

お姉さんもすぐには広島には来れないとの事でしたので

 

 

通常はお身内の方が病院にいらっしゃってから

お迎えになることが多いのですが

 

 

病院に事情を説明していただき

お迎えから搬送はぎおん浄廟のスタッフだけで

参りますとお伝えすると

 

 

不安な声だったお姉さんは

少し安心されたようでした。

 

 

 

 

朝一番の新幹線で来られたお姉さんも

お昼前にはぎおん浄廟に到着され

 

 

お手を合わせていただき

日程についてのお話しからと思い

ご希望をお伺いした所

 

 

「県外からの親戚もいるので今日、火葬して下さい」

 

 

と、ご希望されたのですが・・・

 

 

お墓や埋葬等に関する法律で

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO048.html

 

 

「死亡後二十四時間を経過した後でなければ

火葬してはいけないと法律で決まっております。」

 

 

とお伝えした所

知らなかったと大変驚かれておりました。

 

 

 

 

蘇生される可能性がある為

二十四時間経過しなければ火葬出来ない

と言う理由なのですが

 

 

医学の進んだ日本で

病院で死亡判定された方が

蘇生される可能性はほぼ無いと思われます。

 

 

結局、お姉さんは

その日にお通夜、翌日にお葬儀と火葬をされ

 

 

ぎおん浄廟の契約者様でいらっしゃいましたので

納骨まで当日に一緒にされ安心してお帰りになりました。

 

 

 

 

実は今回、私も一つ驚いたことと勉強になったことがあります。

 

 

葬儀や供養の業界にいる人間であれば

常識と思っていた火葬の法律のことも

 

 

一般の方は普段気にすることもなく

知らないことが当たり前であり

 

 

”業界の常識は世間の非常識”

 

 

以前、教えていただいたことがあります。

 

 

知らない方にどうお伝えすれば

安心のご供養をお手伝い出来るのか

日々、勉強です。

 

 

それではまた。


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